ジェルネイルの資格とは?種類や特徴を詳しく紹介 | HOMEIジェルネイルコラム

ジェルネイルのスキルを証明する国家資格はありませんが、NPO法人による信用度の高い資格はいくつか見られます。

ジェルネイルのスキルを証明したい人は、目的に合う難易度・内容の資格から取得してみましょう。

一定の資格を取ればサロンへの就職が有利になる上、将来ネイリストとして開業することも夢ではありません。

ここからは、ジェルネイルを極めたい人におすすめの資格について紹介します。

なお、本記事の情報は2021年10月時点の情報になります。

最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

信頼性と高い人気のJNAジェルネイル技能検定試験

ジェルネイルの資格として特に信頼性・人気が高いのがJNAジェルネイル技能検定試験です。

受験者も多く、自身のジェルネイルスキルがどの程度か分かります。

ジェルネイルを極めたいなら、取っておきたい資格です。

ジェルネイルの施術に必要な基礎知識や技術の試験

JNAジェルネイル技能検定試験は、ネイル全般の知識やジェルネイルの知識、スキルを問う試験です。

筆記だけではなく実技もあり、どちらも一定の基準をクリアすることが求められます。

試験は年1回行われ、札幌地区・仙台地区・東京地区・名古屋地区・大阪地区・広島地区・福岡地区の各会場で受けられます。

申し込みは試験日のおよそ4カ月前からスタートするため、HPで逐次日程をチェックしておきましょう。

初級・中級・上級の3種類

JNAジェルネイル技能検定試験には、難易度は初級・中級・上級の3種類があり、実力に合わせて受けられます。

初級:ネイルの基礎知識とジェルネイルの基礎スキルの修得。実技120分(事前審査含む)・筆記30分
中級:サロンワークに必要なネイル・ジェルネイルの専門知識の修得。実技140分(事前審査含む)・筆記30分
上級:スペシャリストとして必要なネイル・ジェルネイルの総合知識の習得。実技のみ90分(事前審査含む)

なお、合格ラインは以下のとおりです。

初級:実技・筆記とも100点満点中80点以上
中級:実技:100点満点中70点以上、筆記100点満点中80点以上
上級:実技100点満点中70点以上

プロを目指すなら中級以上が必要

ネイリストとして働くことを目指す場合は、中級以上の取得が望ましいでしょう。

中級の実技ではトレーニングハンドだけではなく、モデルの手を使った施術スキルが試されます。

初級よりも実践に基づく知識・スキルが重視され、グラデーションやエクステンションの精度、仕上がりの美しさを高いレベルに保つことが必要です。

上級の実技ではスカルプチュアやジェルチップオーバーレイ、フレンチネイル等のスキルをチェックされます。

チップの色やベースカラーには指定がある上、自身でオリジナルデザインを考えなければなりません。

ネイリストのスキルだけではなく、センス・発想力も問われます。

世界標準のスキルが取得できるI-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験

NPO法人インターナショナルネイルアソシエーションが主催するジェルネイルの検定試験です。

世界標準のジェルネイルスキルを得たい人は、JNAジェルネイル技能検定試験と合わせてチェックしておきましょう。

サロンワークに必要なジェルネイルの基礎知識・技術の試験

I-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験は、ネイルサロンで働くネイリストのスキルの底上げ・優秀なスペシャリストの育成を目指したものです。

年4回行われますが、うち1回は沖縄県のみです。

東京・札幌・ 大阪・福岡会場がベースで、名古屋会場で行われるケースもあります。

3級・2級・1級の3種類

試験のランクは3級・2級・1級の3種類です。

3級:ネイルの衛生学・人体の仕組みなど。筆記30分・実技70分
2級:実技のみ85分。チップオーバーレイ・カラーコーティングなど
1級:実技のみ100分。スカルプチュアやカラーコーティングなど

合格ラインは、いずれの級も80点以上となります。

ジェルネイルのプロになりたい人におすすめの資格

ジェルネイルを極めるには、基本的なネイル知識が不可欠です。

また、サロンで働くことを想定している人は、サロン管理の資格も取得しておくと有利になるでしょう。

ジェルネイルのプロになりたい人がチェックすべき、その他の資格を紹介します。

ネイリスト技能検定

公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターが実施する検定試験です。

ネイルに関する検定では最も知名度が高く、歴史もあります。

2級以上を所持していれば、プロとして活躍する際、強いアピール力を持つでしょう。

特筆すべきは、3級以上を取得するとJNAジェルネイル技能検定試験の実技試験第1課題が免除される点です。

2つの資格取得を目指している場合は、まずネイリスト技能検定の攻略からスタートすると効率がよいでしょう。

試験の種類は、難易度の低い順から3級・2級・1級です。

実技・筆記試験があり、年4回行われます。

ネイルサロン衛生管理士

NPO法人日本ネイリスト協会が実施する、ネイルサロンの衛生管理に関する資格です。

取得には約200分の講義を受講すること・筆記試験に合格すること(100点満点中80点以上)が必要で、合格すれば即日資格が交付されます。

この資格は、ネイリストとして就職する際はもちろん個人で独立する場合に有利です。

安全衛生が徹底した店舗としてアピールでき、顧客に安心感を与えられます。

講義・試験は毎月各県で行われているので、最寄りの会場に足を運びましょう。

居住地の近くに会場がない場合は、オンラインによる受講・受験も可能です。

ジェルネイルのプロになるなら資格があると安心

ジェルネイルの資格の取得を目指すと、スキルアップのモチベーションを維持しやすくなります。

ネイリストを目指すならネイリスト技能検定やJNAジェルネイル技能検定試験を、ジェルネイルを極めたいならこれらにプラスしてI-NAIL-Aジェルネイル技能検定試験を受けるのがおすすめです。

また、ジェルネイルをゼロから始めたいという人は、ポリッシュタイプのジェルネイルから始めてみてはいかがでしょうか。

HOMEIのはがせるジェルネイル「HOMEIウィークリージェル」はオン・オフが簡単で、硬化もたった30秒です。

カラーも豊富にそろっているので、多様なデザインに取り組んでみたい人も満足できるでしょう。

ジェルネイルを極める上で1番重要なのは、ネイルを楽しむことです。

ずはストレスなく楽しめるジェルネイルから始めて、徐々に資格試験を視野に入れた本格的なスキルを身に付けていきましょう。