手は顔以上に年齢が出るパーツといわれており、老け手に悩んでいる方は全体の約半数にも上っています。[注1]
その一方で、手のエイジングケアに力を入れている人は全体の約25%に留まっており、ハンドケアをおろそかにしている方が多いことが伺えます。
そこで今回は、老け手が気になる方や、手荒れに悩んでいる方のために、自宅で簡単にできるセルフハンドケアの方法と、おすすめグッズの情報をまとめました。
毎日の習慣にしたい!基本のセルフハンドケア方法3選
健康できれいな手肌をキープするために、毎日続けたい基本のセルフハンドケア方法を3つご紹介します。
1. 化粧水とハンドクリームを使ったセルフハンドケア
ハンドケアの基本といえばハンドクリームですが、油分が多いため、単体で使用するとうるおいが不足しがちです。
フェイスケア同様、ハンドケアも水分を補給してから油分でフタをすると、しっかり保湿することができます。
まずはフェイスケアなどで使っている化粧水を手のひらに取り、両手全体にまんべんなくなじませましょう。
その後、ハンドクリームを手に塗っていきますが、冬場など気温が低いときはクリームの油分が固まり、伸びが悪くなることがあります。
クリームが均等に伸びないと保湿にムラが出てしまいますし、無理に伸ばそうとすると皮膚に負担をかけてしまいますので、手のひらにクリームを出したら、1分ほどハンドプレスして温めましょう。
ハンドクリームが適温になったら、両手のひら、手の甲、指の1本1本まで、丁寧にクリームを伸ばしていきます。
しわのある部分はクリームがなじみにくいので、手のひらをしっかり広げたり、指を折り曲げたりして、シワの間にも伸ばすよう意識しましょう。
強い力でこすると、かえって手肌を傷めてしまう原因になりますので、優しくなでるように伸ばしたり、ハンドプレスでなじませたりするのがポイントです。
なお、ハンドクリームは油分が多いので、多量に付けすぎるとベタつきやぬるつきを感じやすくなります。
たくさん付けたからといって保湿効果が高まるわけではありませんので、パッケージなどに記載されている適量を守って使用しましょう。
2. ハンドマッサージする
心臓から遠い位置にある手は、ほかのパーツに比べて血液の流れが悪くなりがちです。
手の血行が滞ると、冷えやむくみ、乾燥からくる手荒れなどに悩まされやすくなりますので、ハンドマッサージを習慣にして、血の巡りをよくしていきましょう。
ハンドマッサージは余計な摩擦が起こらないよう、ハンドクリームでケアした後に行うのがおすすめです。
以下ではハンドマッサージの基本的なやり方の手順をまとめました。
- 片方の手で、もう片方の手の甲を大きくさするようにマッサージする
- 指の付け根から指先まで、親指でくるくると円を描くようにしながらマッサージをする
- 指と指の間を親指でゆっくり指圧する
- 手の甲の骨と骨の間を、手首に向かって親指ですりあげる
- 手のひらの中央あたりにあるツボを、親指でゆっくり指圧する
- 人差し指から小指までの指をつかみ、手の甲側にそらすようにしながら伸ばす
これを左右両方の手に行います。
3. 手袋をはめて保湿する
空気が乾燥していると、手肌からじわじわと水分が蒸発し、うるおい不足に陥ってしまいます。
ハンドクリームでケアした後は、手袋を着用し、乾燥から手肌を守りましょう。
乾燥が気になるときに試したいスペシャルハンドケア
空気が乾燥する冬場に水仕事などを行っていると、毎日のケアだけでは物足りなく感じることがあります。
そんなときは、より保湿効果の高いスペシャルハンドケアを試してみましょう。
準備するものは以下の5つです。
- ビニール製の手袋
- 植物性オイル
- ハンドクリーム
- 白色ワセリン
- 蒸しタオル
植物性オイルにはアルガンオイルやココナッツオイルなどいろいろな種類がありますが、人肌になじみやすく、手軽に入手しやすいホホバオイルを使用するのがおすすめです。
白色ワセリンは皮膚科で処方してもらえるほか、ドラッグストアなどでも手に入ります。
具体的な手順は以下のとおりです。
- まず手をきれいに洗い、水気を拭き取ったら、適量のオイルを手全体に伸ばす
- そのうえからハンドクリーム→白色ワセリンの順になじませ、ビニール製の手袋をはめる
- 手袋の上から蒸しタオルをかけ、約10分放置する
白色ワセリンはオイルやハンドクリームに比べて伸びが悪いので、少量ずつ指に取り、時間をかけてなじませていきましょう。
ベタつきが気になる場合や、時間がない場合は、とくに荒れやすい指先に塗るだけでもOKです。
油分に油分を重ねると過剰ケアになると思われがちですが、ホホバオイルやワセリンは人肌になじみやすいので、重ね付けすると相乗効果を期待できます。
普段の生活で気を付けたいハンドケアのための習慣
手肌の健やかさと美しさを保つために、日頃から気を付けておきたいハンドケアの習慣を2つご紹介します。
1. 無添加のハンドソープで手を洗う
香料などの添加物が入っているハンドソープを使って手を洗うと、手肌に負担をかけてしまう可能性があります。
1日1回だけならさほど影響はありませんが、人は外出から帰宅したときや、調理時、料理を食べる前、トイレに行った後など、1日に何度も手を洗う機会があります。
とくに2019年末から新型コロナウイルス感染症が流行し始めて以降、手洗いの回数が増えた方は7割に達しており、1日の手洗い回数の平均は18.1回に上っていることがライオン株式会社の調査で明らかになっています。[注2]
殺菌力の強すぎるものや、香料をふんだんに使ったハンドソープを使用していると、手肌へのダメージが知らない間に蓄積されてしまいますので、できるだけ無添加&低刺激のハンドソープを使用するようにしましょう。
2. 手を洗った後は、しっかり水気を拭き取る
手を洗った後、面倒だからと両手を振って済ませたり、服の裾でぬぐったりすると、手に水滴が残ります。
手に付いた水滴は放っておけば蒸発しますが、その際、手肌のうるおいも奪われてしまうため、皮膚が乾燥しやすくなります。
手を洗った後は面倒がらずに、ハンカチやペーパータオルでしっかり水気を拭き取るようにしましょう。
セルフハンドケアにおすすめのグッズ2選
自宅でセルフハンドケアを行う際にぜひ活用したいおすすめグッズを2つご紹介します。
1. 17種の保湿成分配合!HOMEIハンドクリーム
HOMEIハンドクリームは、日々の消毒や乾燥によってカサカサになった手指を集中保湿できるハンドケアアイテムです。
スクワランやコメヌカ油、シア脂、ホホバ種子油など、手指の保湿に効果的な成分が17種も含まれており、乾燥が気になるときに使用すれば、しっとりなめらかな手指をキープできます。
香料不使用で手肌にもやさしく、あらゆるシーンで使えるところが魅力です。
2. 簡単&便利に保湿できるHOMEIハンドミルク
HOMEIハンドミルクは、ワンプッシュして伸ばすだけの簡単ケアで、手から甘皮、爪までケアできるトータルハンドケアアイテムです。
シア脂やホホバ種子脂、アボカド脂などの天然保湿成分が手肌にすばやくなじみ、うるおいを補ってくれます。
ボトルタイプなのでキッチンやシンク、寝室など、さまざまな場所に置いて手軽に使えるのもうれしいポイントです。
簡単セルフハンドケアで、しっとりなめらかな手肌をキープしよう
手は水仕事や手洗い、消毒、乾燥など、さまざまな外的刺激にさらされています。
放っておくと乾燥や手荒れの影響で「老け手」が進行してしまいますので、日頃から丁寧なセルフハンドケアを行うことが大切です。
ネイルやハンドケア商品の専門店「HOMEI」では、手肌にやさしいハンドケア商品を複数ラインナップしております。
手荒れや老け手にお悩みの方は、保湿と使いやすさにこだわって開発された「HOMEI」のハンドケアアイテムをぜひお試しください。