ネイルチップとは|ジェルを使ったネイルチップの作り方
ネイルチップを使えば、普段ネイルができない人や、短期間でデザインを変えたい人でも気軽におしゃれなジェルネイルを楽しむことができます。ネイルサロンや通販でも購入できますが、自分で作れば、サイズや形が自爪にぴったり、かつ自分好みのデザインのネイルチップに仕上げられます。
今回は、自宅でネイルチップを作りたい人向けに、ジェルを使ったネイルチップの作り方をみていきましょう。
ネイルチップを作るために必要な物
ネイルチップ作りに必要な物は、コスメショップや100円均一、雑貨屋、ネイルサロンなどで手に入ります。そのほか、簡単に全てのアイテムが揃うオンラインショップの利用もおすすめです。
ネイルチップ
一般的なネイルチップには、0から9までのサイズ番号が振られています。数字が小さいほどチップのサイズは大きくなる点に注意。ネイルチップのサイズ表にはサイズ番号と長さ・横幅が記載してあるため、メジャーを使って自分の爪のサイズを測りましょう。
爪先のデザインやチップの長さには多くの種類があります。こちらは自分好みのものを選んでください。
ジェル
まずはベースジェル・カラージェル・トップジェルを用意しましょう。
ジェルの質感は製品によって大きく異なります。粘度が高く、硬めの質感だと、ムラになりやすいため、初心者であれば柔らかめのジェルがおすすめです。一方、ネイルアートでは硬い質感のジェルのほうが使いやすいシーンもあるので、慣れてきたら買い足すとよいでしょう。
ジェルネイルに必要な道具
・硬化ライト
・ネイルファイル
・スポンジバッファー
・筆
・ウッドスティック
・ネイル用クリーナー(エタノール)
初めてジェルネイルをする初心者向けに、全てがセットになったジェルネイルキットも販売されています。ネイル用クリーナーはエタノールでも問題ありません。
その他
・ネイルスタンド
・両面テープ
・スポンジワイプ(キッチンペーパー・コットン)
ネイルスタンドと両面テープはネイルチップの固定に使います。スポンジワイプは、ジェルの拭き取りに使用しますが、キッチンペーパーやコットンでも代用できます。
ネイルチップの基本の作り方
それでは、どのようにネイルチップを作るのか、順番にみていきましょう。
1.ネイルスタンドの下準備をする
ネイルチップを固定できるよう、ネイルスタンドに両面テープを貼り付けておきます。ネイルチップは指にフィットするようカーブしているため、厚みのある両面テープを使うか、薄い両面テープを重ねて高さを出すと、しっかりとくっつきやすくなります。
2.ネイルチップを削る
0〜9サイズのネイルチップから、自分の爪にジャストサイズ、または少し大きめのネイルチップを選びます。そして、爪の根元のカーブや爪の幅に合わないところを、ファイルを使って削り、自分の爪に合うように調整します。
ネイルチップのエッジ(爪先)には、バリと呼ばれる不用な突起があるため、これも削ってしまいましょう。
形が整えられたら、ネイルチップの表面も軽く削ってください。表面に細かな凹凸を作ることで、ジェルが密着しやすくなります。
3.ネイル用クリーナーで拭き取る
ネイルチップの表面に油分・水分・汚れが付着していると、ジェルが浮いたり凹凸ができたりする原因となります。削り終わったネイルチップは、ネイル用クリーナーやエタノールを使ってしっかりと拭き取りましょう。
4.ベースジェルを塗布する
つづいて、ベースジェルを塗ります。ベースジェルは、全ての土台となるものなので「ムラなく均一に」を意識しましょう。エッジのカーブにも忘れずベースジェルを塗布してください。
はみ出したジェルは、ウッドスティックを使うときれいに拭い取ることができます。
5.カラージェルを塗布する
ベースジェルを硬化したら、カラージェルを2~3回に分けて塗っていきます。
1回目は、筆の先に少量をとって、薄く塗り広げます。このとき、ジェルの乗せすぎはNG。透けても構わないので、薄く、ムラなく塗ることを意識しましょう。爪の根元やサイド、エッジにもしっかりと塗布します。2~3回目も同様に薄く塗りますが、今度はムラをならすことを意識しましょう。
色が濃いカラージェルや透明感がないカラージェルの場合、一度にたくさん塗布すると硬化しないジェルが出てくるので要注意。
6.トップジェルを塗布する
カラージェルの塗布やデザインが完成したら、トップジェルを塗ります。ぷっくりとした見た目を作るために、たっぷり筆で取ってください。サイドやエッジもしっかりコーティングしましょう。
凹凸がなくきれいな表面にするためには、撫でるように筆をすべらせるのがポイント。上手くいかない場合は、硬化していない状態でネイルスタンドを逆さまにして、少し待ちます。重力でジェルが流れ、均一で滑らか、そして自然な丸みのある表面に仕上げることができます。
7.未硬化ジェルを拭き取る
硬化し終わったら、ネイル用クリーナーやエタノールをキッチンペーパーやコットンに含ませ、未硬化ジェルを拭き取りましょう。硬化が足りないとツヤがなくなってしまうため、硬化時間に不足がないようしっかりとライトに当ててください。
ノンワイプタイプのトップジェルを使えば、拭き取りが不要なので便利です。
8.バッファーでエッジを整える
最後は、バッファーを使って、エッジやサイドを滑らかに整えます。ネイルチップを指で触って、引っかかるところがないか確認してください。このとき、バッファーがチップ表面に当たって、傷が付かないよう注意が必要です。
短期間だけジェルネイルを楽しみたいならウィークリージェルもおすすめ
今回は、ネイルチップの作り方を解説しました。ネイルチップがあれば、週末やデートのときだけ指先をおしゃれに着せ替えることができます。
ネイルチップよりももっと気軽にジェルネイルを楽しみたいという人は、HOMEIの「HOMEIウィークリージェル」を使ってみましょう。 ジェルネイルにもかかわらず、オフしたいときはぺりっとはがすことができます。マニキュアのような感覚で塗れて、硬化ライトで固めるだけなので、ジェルネイル初心者でも簡単にセルフネイルが楽しめます。