セルフネイルをきれいに仕上げるには、下準備とハケの置き方、ハケに乗せるネイルポリッシュの量がポイントです。
コツさえ押さえれば、不器用な人でも簡単にセルフネイルを楽しめます。
今回は、不器用な人でも簡単にできる、セルフネイルの塗り方についてご紹介します。
簡単なセルフネイル基本編
初心者や不器用な人でも簡単きれいに仕上がる、基本のセルフネイルの手順とコツは次のとおりです。
1. 下準備で爪を整える
ネイルを塗る前に、やすりやプッシャーなどを使って爪を整えましょう。
下準備をきちんと施すことで、ネイルの仕上がりや持ちが良くなります。
爪のお手入れは、次の手順で行います。
- まずはやすりを使って爪を好きな長さ・形に整えましょう。やすりを爪先の真ん中に当て、やすりの角度を45度にキープしながら、一定方向に削っていきます。左右にギコギコと動かしながら削るのはNG。二枚爪の原因となってしまいます。
- 続いて、爪の根元にある甘皮を処理します。爪の根元を中心にハンドクリームまたはオイルを塗り込み、プッシャーの角度を45度に保った状態で甘皮を押し上げていきます。
- プッシャーで押し上げた甘皮は、キューティクルニッパーを使って切り取りましょう。甘皮が薄いタイプの人であれば、プッシャーだけで十分取り除けます。やりすぎるとキューティクルラインがガタガタになってしまうため、力の加減には注意しましょう。
- 最後にネイルバッファーで爪の表面を磨いたら、下準備の完了です。
2. ネイルの基本となるワンカラーのきれいな塗り方
セルフネイルの基本、ワンカラー(単色塗り)の塗り方をご紹介します。
- まずは除光液を含ませたキッチンペーパーで、爪の表面の油分やヨゴレをオフします。
- 次に、爪の裏側、先端のエッジ部分、表面の中央→両サイドの順に、ベースコートを塗ります。ベースコートはネイルの持ちを良くしてくれるため、必ず塗りましょう。
- ネイルカラーは先端のエッジ部分から塗布します。ネイルが剥がれにくくなり、持ちが良くなります。
- ネイルカラーを適量とり、爪の中央→両サイドの順に塗っていきます。親指の大きな爪やカーブの強い爪に関しては、サイド→中央→反対サイドの順が塗りやすいでしょう。ボトルネックでハケをしごき、余分なポリッシュを落としながら、ハケを扇状にしっかり拡げるのがポイントです。
- キューティクルライン(爪の根元)に沿ってハケを置いたら、厚塗りにならないよう、平らに伸ばしていくイメージでスッと引きます。ネイルは2度塗りが基本です。1度目の塗りは、爪の際までしっかりと塗り、輪郭を取ることを意識することが大切です。
- 全ての爪を塗り終えたら、ネイルが完全に乾くまで待ちましょう。
- ネイルが完全に乾いたら、2度塗りします。今度は色ムラができないよう、きれいに塗っていくことを意識してください。ヨレの原因となるため、厚く塗りすぎないように注意しましょう。
- 塗り終えたら再び乾燥待ちです。2度塗りが完全に乾くまでには時間がかかります。爪からネイルポリッシュ特有の刺激臭が完全になくなるまで、触らないようにしましょう。
- ネイルが完全に乾いたら、爪の中央→左右の順で、トップコートを塗っていきます。
- トップコートが乾くのを待つあいだに、ネイルがはみ出た部分をきれいにオフします。ウッドスティックにコットンを薄く巻き、除光液を含ませたもので慎重に落としていきましょう。
- トップコートが完全に乾いたら、セルフネイルの完了です。
ラメ入りのネイルを選ぶとムラが目立たず簡単
ワンカラーは色が薄いものほど色ムラが目立ちやすいため、きれいに仕上げるには多少の練習が必要です。
また、濃い色ははみ出し部分や剥げが目立ちやすいです。
どうしてもきれいに仕上がらないときは、ラメ入りのネイルを重ね塗りしてみましょう。
色ムラをカバーしつつ、ネイルが華やかに仕上がります。
ネイルをきれいに仕上げるにはハケの乗せ方とポリッシュの量が重要
ネイルをきれいに仕上げるポイントは、下準備で爪を整えること、余分なポリッシュはハケをしっかりしごいて落とすこと、ハケは平らな扇状に拡げてキューティクルラインに合わせて乗せることです。
ポイントを押さえて塗っていけば、不器用な人でも簡単に綺麗なネイルに仕上がるでしょう。
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